◎丸急須 後手

丸急須 後手

丸急須 後手

◎名前の通り、ころんと丸みのある形。見ているだけで頬がほころぶ、愛らしい急須を作りました。製造は、日本の急須の伝統産地である愛知県常滑市です。

◎優しいフォルムに、日本の急須作りの技術の粋を集めました。茶葉の出し入れがしやすい、広い開口部。液だれせず、もっともおいしい最後の一滴まで注ぎ切る口の構造。内部で茶葉を蒸らすのに必要な蒸気を逃さない蓋の密閉性は蓋と本体を摺りつけて作る「蓋摺り」と呼ばれる工程を経た証です。

◎そして、もっとも緻密に作られているのが、内部に取り付けられた茶漉しの部分。本体と同じ素材の陶板に繊細な穴を空けて作られるこの茶漉しを、並細、極細の2型でご用意しました。

◎並細は、比較的大きな茶葉用に。さらに穴の小さな極細は、深蒸し茶や玉露などの細かい茶葉をしっかりと漉します。

◎やや腰高の優美なシルエット、右手でも左手でも扱いやすい「後手〈うしろで〉」と呼ばれる持ち手は、日本茶のみならず紅茶、中国茶などにもよく合います。

◎そして、把手の小さな突起は、鋏についている指掛けをイメージしたもの。薬指か中指を引っ掛けて安定させると同時に、デザインのポイントにもなっています。使い勝手も用途も幅広い、ユニバーサルな個性を備えた急須です。

丸急須 後手
素材
烏泥
製造
高資陶苑(愛知県常滑市)
デザイン
猿山修 GUILLEMETS + SARUYAMA
原型
金子哲郎(佐賀県有田町)
寸法
幅147×奥行88×高さ84mm
容量・重量
255ml・135g
価格
極細/¥5,800 AZTK00111
並細/¥5,800 AZTK00109
 
 

*価格は税別です。

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